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映画を撮りながら考えたこと

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著者 是枝裕和
発行所 ミシマ社
2016年6月初版第1刷発行 416頁

『誰も知らない』『そして父になる』『海街diary』『海よりもまだ深く』...全作品を振り返り、探った、「この時代に表現しつづける」その方法と技術、困難、そして可能性。

構想8年の決定版

映画は百年の歴史をその大河にたたえながら悠々と僕の前を流れていた。(中略)「すべての映画は撮られてしまった」というような言説がまことしやかに語られていた80年代に青春期を送った人間にとっては、今自分がつくっているものがはたして本当に映画なのか? という疑いが常にある。しかし、そんな「うしろめたさ」も、そして血のつながりも越えて、素直にその河の一滴になりたいと僕は思ったのだ。
――「あとがきのようなまえがき」より

目次

第1章 絵コンテでつくったデビュー作
第2章 青春期・挫折
第3章 演出と「やらせ」
第4章 白でもなく、黒でもなく
第5章 不在を抱えてどう生きるか
第6章 世界の映画祭をめぐる
第7章 テレビによるテレビ論
第8章 テレビドラマでできること、その限界
第9章 料理人として
終章 これから「撮る」人たちへ

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